ほとんどのマンションに設置されている防犯カメラですが、かなりの維持費が掛かっているのはご存知でしょうか?
カメラの数や性能によりますが1棟で10万/月の維持費が掛かっているマンションもあります。
防犯カメラに関する支出を下げることが出来るのは、基本的に「更新(新設)」のときだけなので、契約してから「もっと安くできたのに・・」とならないようにしましょう。
「買い取り」「リース」「レンタル」から組合様に最も最適な契約を選択することが重要です。
金額も大事ですが、共用設備なので金額以外のメリット(保証が長いなど)も重要です。
まず「リース」と「レンタル」の違いをご説明します。
|
リース | レンタル |
所有者 | リース会社 | レンタル会社 |
中途解約 | ※原則不可 | ※原則可能 |
契約期間 | ※基本的にレンタルより長い | ※基本的にリースより短い |
契約終了後 | 返還か再リース | 返還か再レンタル |
保守、修繕費用 | 管理組合 | レンタル会社 |
メリット | 費用が安い | 保守、修繕費用の心配が無い |
デメリット | 保守、修繕費用が突発的に起きる | 費用が高い |
※契約内容により異なる場合があります
正直、どれが一番お得かは「契約期間が終了しないと分かりません」
何度も壊れるようなら「レンタル」がお得ですし、あまり壊れないようなら「リース」の方がお得。さらに「買い取り」の場合は壊れるまで導入金額以外は一切のお金が掛からないことになります。
当たり前ですが、高性能・カメラの数を多くすると金額は高くなります。基本的に、現地を確認してもらった業者からの提案を踏まえて検討していくことになります。
この際のポイントですが、すでに設置されている場合は業者からの見積提示後に「交換前の形態(リース、レンタルなど)と金額」を提示してみてください。(必ず見積提示後に)
カメラの数が増えればその分料金が上がるのは当然ですが、「カメラが何台まで対応できるレコーダーか」で大きく金額が変わってきます。現在は、4台まで・5台~8台まで・9台~12台まで対応のレコーダーで金額に大きく開きがあります。
「終了するまで分かりません」と言いましたが、保存しておくためのHDDが間違いなく壊れます。24時間365日フル稼働しているためご自宅のHDDとは比べ物にならないほど早く、だいたい3年~4年程度で故障してしまいますので、「HDDが壊れた際、交換するといくらかかるのか」を調べると比較しやすくなります。
最後に、各市町村によっては防犯設備助成金が受け取れますので、新設や更新の際は必ず確認しましょう。
防犯カメラの設置を提案してきた管理会社ですら、助成金の存在を忘れている可能性もあります。
BMKでは業者から提出された見積についての無料精査を実施。必要であれば別業者のご紹介も無料です。
お気軽にご相談ください。