マンション用防災対策について


マンションへのAED導入について

-AEDとは-

AEDイラスト

AED(automated external defibrillator)とは「自動体外式除細動器」と呼ばれる装置で、心臓に電気ショックを与える救命用の医療機器になります。


心臓が突然止まる原因は、心室細動の可能性が高く、心室細動の際は心臓に電気ショックを与えて心臓の震えを取り除きます。

※心室細動でない場合でAEDを使用すると電気ショックは行いませんが、音声にてアシストはしてくれます。

 

心肺停止状態が早く回復すれば、その分、生存率が高くなりまります。基本的に救急車が来るまで心肺蘇生を行いながら待つことになりますが、AEDがその場にある場合と無い場合ではやはり生存率の差があります。

 

「AEDがあれば・・」に備え、AEDを設置することは救命の手段の一つとして重要であると言えます。

生命を救う装置とはいえ、設置するにはそれなりの金額であり維持費も掛かりますので個人での購入は難しいと思います。



では、集団生活をされているマンション管理組合全体として1つ設置された場合について、「いくらかかるのか」をお話ししていきます。

-購入した場合-



最近では20万円を切るタイプも出てきましたが、25万円程度のもが主流です。

ここで注意ですがAED自体、一生使えるものではなく概ね4年~7年で買い替える必要があります。

さらに維持費(バッテリーや消耗品)は5年間で5万円程度。

さらにさらに、マンション内に設置するとなると居住者全員がいつでも使用できるようにするためエントランスなどに置きます。鍵付きの壁掛タイプBOXが約4万円、床置タイプのBOXが9万円程度掛かります。


本体の定価が25万、設置BOXが4万円、5年間の消耗品が5万円で合計は34万円とした場合、1ヵ月あたり5666円

-レンタルした場合-


レンタルには長期(5年契約など)や短期(1日~1ヵ月)といった条件のものがありますが、ここでは長期レンタルについてお話します。基本的に定期交換する消耗品や使用したパッドなどの交換が料金に含まれています。 費用の目安は長期レンタルの場合で月額6,000円程度。レンタルですので契約終了後は返却となり、自動更新以外は新たに契約する必要があります。

-リースした場合-


リース契約は長期のものになります。5年契約でおおよそ月額6,000円程度

 

 

 

 

-結論-

わずかに購入が安いようですが、レンタルやリースでも大して変らないという結果でした。

 

「助成金」については、都道府県や市区町村等によって設置の際に補助金を出しているところもありますが、特定の企業や個人がAEDを購入するときには補助金を出していません。とのことで、残念ながらマンション管理組合としての購入ではほぼ助成金を受けれないようです。(念のため、各行政へお問い合わせください)

 

月6,000円とすると1日あたり200円。やはり個人としては高く感じますが、マンション1世帯あたりの場合で考えるとどうでしょう。

 

理事会でアンケートなどされてみてはいかがでしょうか!?