管理費削減の実例

東京都B区

120世帯 ファミリータイプ

総合管理会社23社、専門管理会社21社が見積に参加

(総合見積取得数216種)

・各業務ごとに選別

(事務管理、管理員業務等・清掃業務・エレベータ管理業務・消防設備点検業務・雑排水管清掃業務・植栽管理業務・機械駐車場管理業務)

・管理品質を向上したうえで、競争入札をした結果、

年額1,220万円 ⇒ 年額 593万円へ削減成功

(一戸当り約5万円の削減)



≪経緯≫

 消費増税による管理費会計の破たん予測

 

 約30年後に5億円の赤字となり、一時金負担「440万円(戸当たり)」もしくは「修繕積立金を段階的値上げをし最終的には現行の4.1倍まで引き上げ」しなければならない状況であった。

 

≪管理内容の確認≫

 組合様より、現在の【不満】【満足】を確認させていただきました。

 サービス内容は特に問題なしと判断できましたが・・・。

 

⇒ほぼ全項目が高額と予測。

⇒エレベーター保守管理業務の方式変更をご提案。

⇒赤字予測金額が莫大であったため、各業務の「分離発注」のご提案。

⇒管理員業務や清掃業務、植栽業務等の最適化。

 

 など全ては書ききれませんが多くの項目について変更修正の必要があると判断できました。

  

≪仕様書の作成≫

 現行契約内容を皆様と確認、組合員様一人一人の声を聞き完全白紙の状態から約100日、計55Pにも及ぶ最適な仕様書を作成しました。

 

≪内容のご確認≫

 組合様による最終確認をいただき完成。

 


入札(前半)

≪仕様書配布≫

 新聞広告への募集掲示、過去参加会社およびBMKホームページなど参加会社を募り、完成した仕様書を配布しました。

(参加44社、内仕様書の対応ができず9社辞退)

 

≪現地調査≫

 対象マンションを参加会社へ確認いただきました。

 

≪質疑回答≫

 対象マンションについての疑問、質問を受付し回答いたしました。(1社辞退)

 

≪見積提出≫

 各社、各業務ごとに見積書を提出いただきました。


入札(後半)

≪折衝≫

 各社と面談を実施し、「金額順位」や「他社金額(社名は伏せます)」を開示いたしました。

⇒競争・金額の適正化を行うことができます。

 

≪見積再提出≫

 折衝を踏まえての見積書を再度提出いただきました。(1社辞退)

 

≪書類選考会≫

 金額はもちろん、各社の強みや提案内容など様々な角度から、組合員様により総合管理会社6社・専門管理業者5社を選択いただきました。

 

≪最終選考会≫

 組合員様の前で、フロント担当(予定)者や上席を交えて最終プレゼンを実施。

 新規総合管理会社及び専門管理業者4社を決定いたしました。